今月のテーマは「エシェゾー」
言わずと知れたブルゴーニュの人気グランクリュですが、
比較は意外と難しい。
だって全部エシェゾーだから。
いつものように村名、1級、特級といった比較はなく、造り手の比較、ヴィンテージの比較になります。
グラン・エシェゾーとの比較も考えましたが、今回はエシェゾーのみ色々。
エシェゾーだけ並べて飲む会もなかなかないので、いい勉強になると思ったんですが。
参加者の皆さんから多大なご提供をいただいて、勉強というより豪華で美味しいワイン会になってしまいました。
良いことですけどね♪
造り手による違いも感じましたが、それ以上に思ったのはやはりエシェゾーは多少熟成が必要という事。
どれも状態良く、美味しかったのですが、最も美味しいと感じたのは90年代の2本でした。
98年のルジェは豪奢で誰でもとりこになる味わい。
97年のジャイエ・ジルは熟成感と美しい酸が印象的。
造り手とヴィンテージの違いが重なっての、結果のように思いました。
こんな贅沢な比較が出来たのは、提供者、参加者の皆さんのご協力のおかげです。
また、グランクリュにお料理を合わせるのは至難の業ですが、今回はワインとお料理の相性も文句なく、素晴らしかったです。
シェフ&ソムリエのレベルの高さを感じると同時に、ご苦労もあったと思います。
ありがとうございました。
来年はリシュブールに挑戦したいと思います!贅沢かな?(笑)
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