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2006年1月に亡くなったドニ・モルテは大好きな造り手のひとりでした。 いつか彼をテーマにしたワイン会をしたいと思っていましたが、死後ワインは高騰。最初で最後のチャンスかも、と考え今回テーマに取り上げました。

まず白の比較は1年の違いでこれほどまでに味わいが違うのか、と思うほどはっきりとわかりました。00年の厚みにと余韻に比べ01年は線の弱さを感じます。時間の経過とともにその差は広がっていく感じすらしました。

赤はいかにもドニらしい骨格のしっかりしたワインばかりでした。ティエリーの村名もまだ若さは感じますが、数年後を期待できる味わいでした。
比較にブシャールの村名を出した事で、モルテ兄弟のスタイルがはっきりしました。 骨格のしっかりした、パワフルな造り。その力を発揮するには10年は欲しいところです。

90年代は村名、プルミエとも良い状態で熟成しており、それぞれの個性を感じられたと思います。

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