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 今回のテーマは久しぶりのイタリア、ブルネロ・ディ・モンタルチーノでした。
イタリアワインは好きですが詳しくなくって、ついつい。

ブルネロはトスカーナ州が産地で100数十年前にサンジョベーゼから品種改良して作られたサンジョベーゼ・グロッソで造られます。 濃厚でしっかりした味わいが特徴で長熟。

どれを飲んでも美味しいなと思うので、以前からテーマに考えていたのですが、問題はやはり白! イタリアの白ってカジュアルなものが多いんですよね。 高級赤ワインのブルネロと合わせるものを探すには困ってしまう。

結局、フランチャコルタをちょっと奮発して、残りは品種の異なる白ワインを3種類比較してました。 やはりトスカーナと言う事で、酸の柔らかいものが多かったです。特にシャルドネは樽に頼らないボリュームを感じました。

さて、ブルネロです。
比較対象としてカジュアル版のロッソも1本用意しました。残念ながらペルティマリはブショネ。 評価の高い造り手だけに残念・・・
でも90年代の4本は状態良く楽しめました。 まずはコル・ドルチャのスタンダートとリゼルヴァの比較。
やはりリゼルヴァの方が厚みを感じますが、濃すぎず意外と飲みやすい。 味わいの方向性も共通性があります。

予想以上にパワフルだったのはシロ・パチェンティ。まさかこんなに強くて若いとは。 もう少し取って置けばよかったと少し後悔・・・
最後はアンナータです。ビオンディ・サンティはブルネロを造り出した本家本元。 アンナータはリゼルヴァになれなかったワインなのですが、どこが悪いのか? 十分美味しくいただきました。

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