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 アメリカのワインというと、どうしてもカリフォルニアしか頭に浮か びませんが、ワシントン州でも美味しいワインが造られています 。でも、日本で飲む機会がないのも事実です。しかもSonomin はフランス&イタリア派でワシントンのワインの知識も少なくて 、なかなかワイン会を実現できないでおりました。
  今回はサッポロビールの日比野さま、アメリカンケーキのフレイバー さま、江崎本店さまのご協力でワインも資料も充実した会を開催する 事が出来ました。心よりお礼申し上げます。

  スパークリングはシャルドネ100%のシャンパン製法で 、泡もきめ細かく、少々余韻は短めですがバランスの良いものでした 。 リースリングはグリーンハーブと白桃の香りが高く 、非常に良質でしたが温度が上がるとやや甘みを強く感じたました 。もう少しミネラルが感じられると一層味わいが深くなると思いまし た。
  シャルドネはタイプの違ったつくりになっており、個人的にはウッド ワードキャニオンのシャルドネが素直な味わいで飲みやすかったです が、サンミッシェルもリッチなバランスが取られていて人気がありま した。

 ワシントンの赤ワインというと甘みの強い濃厚なメルローのイメージ がありましたが、意外とスムースにいただけました 。お料理がボリュームのある羊というのも良かったかもしれません。 人気があったのはコルソラレ。イタリアのアンティノリ社とのジョイ ントワインです。明らかに他のワインとは違いを感じました 。カベルネ中心のセパージュの違いだけでなく、ボルドーとは違うト スカーナの赤ワインを思い起こさせる味わいでした。 またアンドリュー・ウィルの2本も酸のバランスがよく 、飲み心地が酔いワインでした。 シラーもローヌを意識した造りがされており、インクやスミレの香り が感じられる美味しいワインでした。

  全体的に思ったよりスムースにいただけるワインが多く 、バランスの良いものが多かったと感じました。もっとパワーが強く てヘトヘトになるかと思っていたのですが、濃さや重たさはほとんど 感じません。 これを機会に、ワシントンワインをもっと楽しんでいただけたらと願 っております。

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