昨年はサンジョベーゼをテーマにしましたが、今回はキャンティ・クラシコに絞ってみました。
確かに、ブルネロに比べると「偉大なワイン」と言うよりは「身近なワイン」のイメージですよね。まだまだキャンティと同一視している人も多いでしょう。
しかし、最近のキャンティ・クラシコの品質は非常に向上しており、伝統を守りながらも生産者の個性が光る素晴らしいものが沢山あります。

まずはフランチャコルタで乾杯♪
さて、今回のメインはふたつです。ひとつはバロンコーレのヴァーティカル。ワインリストには'00、'01しか書かれていませんが、吉田様のご好意で'02も加わりました。3年連続にもかかわらず、それぞれの味わいの違いがはっきりとわかり、参加者の好みが分かれる面白い結果となりました。

もうひとつのお楽しみはカステロ・ディ・アマのヴェラビスタでした。97年という事で多少は熟成も始まっているかと思いきや、閉じてる!硬い!若い!びっくりするほどの若々しさでした。飲み頃までにはまだ何年かの時間が必要なようです。さすがにお値段だけの事はあります。

他にはキャンティ.クラシコの作り手の白ワインも2種類ご用意いたしました。キャンティ.クラシコと共に飲んでいただければ、作り手が一層イメージできるのでは、との意図からでした。
また、あえてキャンティを1本比較対照として飲み比べてみました。キャンティ.クラシコはディナーに。キャンティは冷やしてランチに1杯というのがそのみんのイメージです。

見所でなく、飲み所いっぱいの会となりました。

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