中東のワイン (イスラエルvsレバノン)

ワイン会というと、普通ならフランスやイタリアを選びますよね。でも世界中のワイン飲んでみたくないですか?しかも平和的飲み比べ対決です♪

スパークリングはイスラエルのみ。シャンパーニュのブラン.ド.ブランの様に蜜や白い花の香りがあり、かなりのレベルです。

さて対決ですが、白はシャルドネ対決となりました。レバノンの白はグリーンでさわやかな感じでした。イスラエルの白はかなりリッチ。余韻も長いです。

赤はセパージュがやや違うので味わいが異なる事が最初から予想されていました。結果は予想以上の違いでした。

レバノンはCS、サンソー、カリニャン等のどちらかと言うと南仏を思わせるセパージュです。澄んだ艶のあるオレンジがかったガーネット色。タンニンはまろやかで甘み酸味のバランスが良く、とてもチャーミングで素直に美味しく飲めるワインです。

イスラエルはCS、メルロのセパージュで、全くボルドーワインそのものです。色はやや濃いめのルビー色で、タンニンもまだ強く若々しい印象です。

今回の比較では、イスラエルがフランスそのものを再現した様なワイン作りをしているのに対し、レバノンは独自路線であるように感じました。
タイプは色々ですがどれも美味しく、機会があれば試していただきたいワインばかりでした。

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